帯板の代用はクリアファイルやダンボールでできる?使い方も詳しく解説!

着物の帯をきれいに整えるのは、確かに難しいですよね。

「帯板」とは、前帯の部分のシワを防ぐために用いられる小道具です。

普段着物を着る機会があまりない方でも、着物はクローゼットにしまっておくことが多いでしょう。

そこで、今回は役立つ「帯板の代用品」について紹介していきます。

ぜひ参考にしてみてください!

帯板とは?

帯板は、和装の際に帯を締めるために使われる小道具です。

帯を締める際に帯の内側に挿入して使用します。

帯板を挿入することで、帯にシワがつきにくくなり、スマートな印象を与えることができます。

素材やサイズはさまざまであり、用途や季節に応じて選ぶことができます。

帯板の代用になるものおすすめ6つを紹介

★クリアファイル

いろんな場面で使われるクリアファイル、実は帯板の代用品としてもピッタリです。

帯の幅よりも少し小さめにクリアファイルをカットしましょう。長さは脇から脇までのちょっと短めがちょうどいいサイズです。

角はマスキングテープなどで保護しておくと安心して使えますよ。

★旅行パンフレット

捨てるのがもったいない旅行パンフレットも、実は帯板の代わりになるんです。

しっかりとした厚みがあるので、帯のシワをしっかりと伸ばしてくれますよ。

★段ボール

ネットショッピングで溜まってしまう段ボールも、帯板の代用品として使えます。

しっかりしているのに、ハサミなどで加工しやすいので扱いやすいですね。

★下敷き

お子さんがいる家庭なら、下敷きも帯板として使えます。

しっかりしているので、帯がピシッと決まります。サイズ調整もできますが、お子さんに借りる場合は後で新しいものを買ってあげてくださいね。

★新聞紙

新聞紙を帯板の代わりに使う人もいます。

硬すぎず柔らかすぎず、使いやすいのが人気の理由です。

★厚紙

100均でも手に入る厚紙も、帯板として使えます。

しっかりとした厚紙が使いやすいです。薄いものしかない場合は2枚重ねて使いましょう。

簡単に加工できてしっかりしている点で、段ボールと似ていますね。

■帯板の素材やデザインの使い分け

★夏用

夏は蒸れが気になる季節ですが、通気性の高い素材の帯板を使うことで快適に過ごせます。

通気性の良い素材としては、メッシュやヘチマが挙げられます。

これらの素材は軽くて装着感が良いのが特徴で、夏だけでなく年中使われています。

★婚礼用

婚礼用の帯板は、白無地や金糸・銀糸模様が一般的です。

長時間つけても苦しくならないように、長さが短めに設計されています。

★不祝儀用

不祝儀の際には一般的に黒の喪服が着用されますので、帯板も黒色が多く使われます。

黒以外にも、グレーや紺、紫など地味な色合いを選ぶことで違和感なく使用できます。

★フォーマル用

フォーマルな場面では、幅広で長めの帯板が選ばれます。

無地のピンクやパステルカラーのものがよく見られます。

★カジュアル用

フォーマルな場面よりも小さいサイズの帯板がカジュアル用として用意されています。

小さいサイズなので、苦しくなりにくいのがポイントです。

★どんな場面でも使えるもの

樹脂製の白無地の帯板は、どんな場面でも活用できます。

いくつも購入する必要がないので、便利ですね。

■まとめ

・帯板を使用することで、帯にシワがつかずにスマートな印象を与えることができます。

・代用品としておすすめされるものは、クリアファイル、旅行パンフレット、段ボール、下敷き、新聞紙、厚紙の6つです。

・帯板は季節や使用する場面に応じて、デザインや大きさを使い分けることが一般的です。

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